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そらまめ物語

慢性腎臓病患者さんの腎臓を守る物語サイト

腎臓の働きや機能をあらわす指標としては、糸球体ろ過量(GFR)が用いられています。これは、糸球体が1分間でどのくらいの血液をきれいにして尿の元(原尿)を作れるか示した数値であり、血清クレアチニン値と年齢、性から推算GFR(eGFR)を計算することができます。

腎臓の状態や機能を調べる代表的な検査としては、尿検査や血液検査があります。

尿検査は、尿に蛋白質や血液が出ていないかを調べる検査です。また、糖尿病などが原因で腎臓が障害を受けると、初期に蛋白質の主成分であるアルブミンが微量に尿に漏れ出してきます。とくに糖尿病の方の腎症を早期に診断するため、「微量アルブミン尿」の検査が有効です。

血液検査の中で重要なのが血清クレアチニン(Cr)です。クレアチニンは筋肉に含まれている蛋白質の老廃物で、健康な方では糸球体でろ過されて尿中に排泄されますが、腎臓の働きが悪くなると排泄量が減って血液中に含まれる量が多くなります。血中尿素窒素(BUN)は、食事中の蛋白質や体内の蛋白質が利用された後の老廃物である尿素窒素(UN)の血液中の量です。Crと同じく、本来は尿中に排泄されますが、腎臓の働きが悪くなると排泄量が減って血液中に含まれる量が多くなります。

その他、クレアチニン・クリアランス(CCr)は、血液中のクレアチニンと尿に実際に排泄されたクレアチニンの量を比較し、腎臓の糸球体のろ過をする力がどれくらいあるのかを調べる検査です。1日に尿に排泄されたクレアチニンの量を調べるには、1日に排泄された尿をすべて採尿(畜尿)する必要があります。

これら以外に、超音波やCTで腎臓の形や大きさなどを調べる画像診断、腎臓の組織を一部採取して顕微鏡で調べる腎生検などがあります。

図:透析導入患者の原因疾患の推移

一般社団法人 全国腎臓病協議会サイトより抜粋、要約
http://www.zjk.or.jp/kidney-disease/inspection-method/index.html